プレスリリース

EtherCAT Technology Groupの会員数は、EtherCATの20周年アニバーサリーイヤーを迎えた今なお増加を続けています。そして、ついに7000社の大台を超えました。2014年以降、毎年400名以上の新規会員を迎えているETGは、フィールドバス団体としては圧倒的な規模だけでなく、最も急成長している団体です。

メンバー7000社めは、Image Engineering社です。米国のボルチモアを拠点とするImage Engineering社は、ライブエンターテインメントの世界における特殊効果システムの設計、構築を行う企業です。NFLチームからメタリカ、レディー・ガガ、BTSなどのアーティストに至るまで、レーザー、炎、ガス、照明、花火などの特殊効果で記憶に残る映像体験を提供しています。

Image Engineering社の開発エンジニアであるShep Dick氏は以下のように述べています： 「私たちは、EtherCATを使用して、特殊効果システムを迅速かつ確実に制御しています。EtherCATを使用することで、機器のリモート設定やリアルタイムのフィードバックが可能になり、従来のエンターテインメント業界の制御プロトコルと比較して、当社の制御システムは非常に優位にあります。さらに、Failsafe over EtherCATにより、特殊効果ユニットの最も重要な部分である安全システムを、ネットワーク制御に使用しているのと同じケーブルとソフトウェアに組み込むことができます。EtherCATの柔軟なトポロジーと相互運用性により、システムを効率的に統合するために必要な適応性と信頼性を得ることができました。」

「EtherCATはエンターテイメント業界において、特に米国で非常に強い地位を占めています。」とEtherCAT Technology GroupのエグゼクティブディレクターであるMartin Rostanは説明します。「ラスベガスのショー、大きなポップやロックのコンサート、フェスティバルやテーマパークに行けば、EtherCATで制御された舞台装置や特殊効果システムを目にする可能性は非常に高いです。」

ETGメンバー企業の約3分の2はEtherCATデバイスのメーカーで、残りはユーザーと大学で構成されています。 規約では、個人は名誉会員としてのみ認められています。

ETGメンバー企業の世界分布を見ると、アジアで高い割合を占めていることがわかります。2500社以上のメンバーが中国、台湾、日本、韓国から参加しており、全メンバー数の40%を超えています。これは、EtherCAT技術がアジア地域で完全に根付いたことを示しています。

メンバーシップの発展は、EtherCATのグローバルにおける普及と成功を反映しています。これはEtherCAT技術自体の品質と、ETGが提供する豊富な情報と包括的なサポート体制を築き上げてきた結果と言えます。

記述